投機道 後編

recursivity

22 1 4 船相場の見通し  大発会川崎汽船+10%

船賃高騰の経緯

 

2018~米中貿易戦争の影響で海運会社が新規の造船発注を縮小

   世界貿易輸送市場は成長している中で港湾、タンカーの伸びが縮む

 

2020.3 コロナ発生、世界経済がマヒ ~9月まで消費が止まり、貿易が激減

 

2020.10~ コロナ長期化やリモートワークが広がり、世界で郊外での生活や巣ごもり消費が伸びる、発注増える(都市型の所持品の少ない生活スタイルから郊外の生活へ変わる人が増加し、欧米中心に家電、住宅、車などの消費が急増、ほとんどがアジアからの輸入)

 

   中国の消費が世界でいち早くV字回復

 

2021、3~ 新生活への発注から実際の建設へ移行→木材高騰、港湾パンク

     

      昨年の消費冷え込みの反動で消費が激増

   

      コロナ下で外国の作業員が集まらず人員不足

      中国ではコロナが出るたび港湾閉鎖などで、国際物流が度々ストップ

 

2021,7~ 海上や港湾でタンカーが停泊する事態が増加(中国はタンカー確保)

 

      輸送日数増加で人件費増、タンカー需要逼迫で運賃3倍に

 

2021,11~  米国西海岸での混雑が正常化(1/4現在2260、ピークは10月5500)

 

 

今日の値上がりは船舶運賃は急激に下がることはないということで資金が流れ込んだ

船相場は春夏から始まっていて、まだ先が長いということ(3月の配当で4%は取れる)

船舶運賃は長期契約も多いので、そこそこ高い運賃で1年は取れるという計算。

 

新造船は2023以降に増える、そこまではどうか?

 

コロナかの新生活以降の流れは一段落の可能性があり、2023は2021程の需要はない

 

新興国の成長で中間層が増加し、物流が増えるのか?新興国没落で減る+人件費減か